目次
初めまして。ネットワークテクノロジー課の北口です。去年の12月にCTCに転職してきました。
2024年1月17日~19日に、福岡県福岡市博多国際展示場&カンファレンスセンターで開催された「JANOG53 Meeting in Hakata」に、当社のNW自動化開発に従事しているメンバー数名で参加しました。
我々のチームからもプログラム発表に参加させていただいたので、その活動紹介をさせていただきます。
活動要約
- 渡部友也によるプログラム(LT)での発表「StreamlitはNWエンジニアにとって Web開発の銀の弾丸となり得るか?(仮)」
- 武藤匠汰によるプログラムでの発表「BIGLOBE AS2518をまるごと仮想環境へ”コピー”してみた」
大規模ネットワーク自動化成功への手引書
ネットワーク自動化の際に多くの企業が直面するハードルや、
実現に向けた最適な手段をご紹介します。
LT発表
DAY2にNW自動化を推進しているチームのリーダーである渡部友也がLTに登壇しました。
トークテーマは「StreamlitはNWエンジニアにとって Web開発の銀の弾丸となり得るか?(仮)」になります。
StreamlitはPythonベースのライブラリで、NWエンジニアや開発者が手軽にウェブアプリを作成できるツールです。
streamlitは以下の特徴を備えています。
- 少量のPythonコードだけでInteractiveなWebを作れる
- Pythonなので自作Python Libraryをimportするだけで使える
- データサイエンティストに重宝されていて、表示のWidgetも豊富
5分という短い間でしたが、デモもあり会場の多くの方に興味を持っていただけました。
こちらから発表資料をご覧いただけます。
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog53/lt02streamlit/
プログラム発表
DAY3にNW自動化チームの開発メンバーの武藤匠汰がプログラムに登壇しました。
OOL(沖縄オープンラボラトリ)のプロジェクトとしての発表となります。詳細は下記リンクを参照下さい。
https://www.okinawaopenlabs.org/mdnd
トークテーマは、「BIGLOBE AS2518をまるごと仮想環境へ”コピー”してみた」になります。
- NW機器のコンフィグから構成情報を抽出して、それを基に本番と同等の検証環境を構築しようという試みです。
- 今回は同プロジェクトのメンバであるBIGLOBEさんの環境で実用性を検証し、その報告が今回の発表となります。
- 今回のシステムを構築するうえで苦労したポイントや実際にこういう取り組みを行う際の課題などについて議論しました。
こちらから発表資料をご覧いただけます。
アーカイブ配信は2024年2月29日(木)13時までとなります。
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog53/as2518/
今後に向けて
我々がJANOGに参加した目的は下記の2点です。
- NWに関する情報や課題、技術などさまざまな要素を収集する。
- NW自動化という業務を通じて得られた知見や経験を発信することで、ネットワーク運用者全体のスキル向上や業界の発展に貢献する。
前回に引き続きプログラムへ登壇させて頂き、JANOGというコミュニティへ貢献できたと考えております。
今後もこのような活動を続け、JANOGerとしてJANOGを盛り上げていければと思います。
次は、JANOG54でお会いできることを楽しみにしております。
※LTおよびプログラム発表の写真は、JANOG53ミーティング フォトアルバムより
大規模ネットワーク自動化成功への手引書
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