ブログ|シッテク(CTC情報通信第1本部のメディア)

「JANOG52 Meeting in Nagasaki」でのプログラム発表とブース出展

作成者: 大東 沙代|2023.07.26

→資料ダウンロード:大規模ネットワーク自動化成功への手引書

はじめに

2023年7月5日~8日に長崎県長崎市出島メッセで開催された「JANOG52 Meeting in Nagasaki」に当社のNW自動化開発に従事しているメンバーやマーケターなど数名で参加しました。

今回は、現地参加者が2,293名と過去で一番多く、かなりの盛り上がりを見せていました。我々のチームからもブース出展や発表などに多方面で参加させていただいたのでその活動紹介をさせていただきます。

活動要約

  •  武藤匠汰によるプログラム(LT)での発表「BGP Monitoring Protocolアップデート」
  •  渡部友也によるプログラムでの発表
    「NW自動化開発 × アジャイル/スクラム開発 〜理想と現実の間で〜」
  •  「NW自動化開発」をテーマにしたブース出展

LT発表

DAY1にNW自動化チームの開発メンバーの武藤匠汰がLTに登壇しました。 トークテーマは「BGP Monitoring Protocolアップデート」についてになります。 BGP Monitoring Protocolとは、主にBGPの経路変動をモニタリングするためのプロトコルになります。

最近は話題にあがっておりませんでしたが、RFCでのアップデート等は引き続き実施されており、それらの機能等も含めて改めてBGP Monitoring Protocolについて紹介させていただきました。5分という短い間でしたが、デモもあり会場の多くの方に興味を持っていただけました。

こちらから発表資料をご覧いただけます。
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog52/lt02bmp/

プログラム発表

DAY3にNW自動化を推進しているチームのマネージャーでもある渡部友也がプログラムに登壇しました。トークテーマは、「NW自動化開発 × アジャイル/スクラム開発 〜理想と現実の間で〜」についてになります。  

本発表では、NW自動化にアジャイル/スクラム開発を取り入れたメリット・デメリット、ツールの選択、課題をどう乗り越えてきたかなどをお話しました。

NW自動化開発チームが発足して5年目になりますが、今まで色々な壁にぶち当たってきました。その都度、NW自動化とは、アジャイル/スクラム開発とはを考え、議論し合うことで最適解を導き出し乗り越えてきた我々のリアルな体験談も踏まえた内容になっています。

会場には多くの方が来場いただき、質問コーナーでは多くの質問者の方と自社でのアジャイル/スクラム開発における課題などについて意見交換することができました。

こちらから発表資料をご覧いただけます。
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog52/scrum/

→資料ダウンロード:大規模ネットワーク自動化成功への手引書

ブース出展

DAY1~3にかけて「NW自動化」をテーマにしたブース出展を行いました。中でも、今回は「NAGATO」と「Robocorp」についてフォーカスを当てたブースになります。  

NAGATOとは?
CTCがNW検証自動化において蓄積したKnowledgeを活かして、 NW検証自動化において、必要となるComponentをFramework/OSSする構想。

Robocorpとは?  
テスト自動化用フレームワーク「RobotFramework」のオーケストレーションツールになります。自動化ワークフローやスクリプト、データを集中管理できるほか、並列実行やスケジューリングによりワークフローを制御、アクセスコントロール(RBAC)機能による権限分離を可能にします。

3日間で約200名の方にブースに来訪いただきブースにてサービスの説明や色々な意見交換を行うことができました。

また、ブースにはNW自動化をテーマにしたノベルティのTシャツを設置しており、3日間で60枚用意していたNW自動化のTシャツも無くなるほど大盛況でした。最後には、Tシャツを求めてブースを訪れた方もいらっしゃるほど人気でした。JANOG53では、増販して配布しようと考えておりますのでお楽しみに。

また、ブースで展示した内容に関しては、CITTEC(本ブログ)に詳しく記事を掲載しようと考えておりますので、ご期待ください!

さいごに

CTCでのブース出展は、JANOG51に続き、2回目の出展になります。我々は「CTCがNW自動化に取り組んでいることの認知度の向上」を目的にブース出展を続けて参りました。

今回の参加で、ブース来訪者数が前回より増加したこと、「NW自動化」Tシャツが一部界隈で密かに人気になっていたこと、「前回もブースに来たよ」という話を耳にしたことなどから、徐々に我々のやっていることの認知度が向上してきているのではないかなと感じ嬉しく思いました。

また、今回はプログラムへの登壇など更に活動の幅を広げることができ、今後もこのような活動を続け、JANOGerとしてJANOGを盛り上げていければと思います。

次は、JANOG53でお会いできることを楽しみにしております。

(写真は、JANOG52ミーティング フォトアルバムより)